キャリア支援
外国人留学生の日本での就職活動に関する基本的なポイントをまとめております。
最新のお知らせ
留学生の就職状況
日本では、国籍に関係なく優秀な人材を確保したい、外国語や海外事情に精通した人材を求めたい、また多様性を重視して積極的に採用したいと考える企業が増えています。その結果、外国人留学生の採用も年々広がっています。
一方で、留学生にとって日本国内での就職は決して容易ではありません。
当法人では、就職活動の体験談や関連イベント情報を掲載しておりますので、ぜひ参考にしていただき、早めの準備を心がけてください。
留学生の就職先や在留資格の状況については、法務省の以下の情報をご覧ください。
open_in_new留学生の日本企業等への就職状況について企業が留学生を採用する背景
- check_circle多言語対応や海外顧客対応が可能であるため
- check_circle国際的で多様性のある組織づくりにつながるため
- check_circle若手人口の減少により、採用ニーズが高まっているため
- check_circleIT人材不足を背景に、外国人採用が積極的に進んでいるため
就職活動
● 就職活動のスケジュール
日本では、就職活動は最終学年前の3月にスタートすることが一般的です。(学部3年生、修士1年生、博士2年生の3月)
| 学年 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 3年生 | 夏〜秋 | インターン参加、業界研究 |
| 4年生 | 春〜秋 | 書類選考、適性検査、面接 |
| 4年生 | 秋〜冬 | 内定 |
● 企業の採用基準
日本企業は以下のポイントを総合的に評価しており、学力だけでなく、ポテンシャルも重視される傾向があります。
- check_circle学業成績
- check_circle専門性(専攻・研究内容)
- check_circle語学力(日本語力・英語力等)
- check_circleコミュニケーション能力
- check_circle協調性
- check_circleチャレンジ精神(積極性)
● 雇用方式
日本の企業の多くは、メンバーシップ型雇用を採用しています。入社後はOJT(On-the-Job Training)や社内研修を通じて、職務に必要な知識やスキルを習得します。
就職活動への準備
● 自己分析
日本の就活では、自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が特に重視される文化があります。自分の長所・短所、専門分野や能力、興味、将来の目標について整理することが大切です。
● 日本語能力
求められる日本語レベルは職種によって異なります。
- circleN2以上:多くの企業での応募の目安
- circleN1必須:営業・接客など、対人コミュニケーションが中心の職種
- circleN3/N4でも可:ITエンジニア・技術職など、スキル重視の職種
● 業界・企業研究
自分が将来どうなりたいのかを考えながら、業界や企業との相性を確認することが重要です。
- check_circle自分が希望する業界や企業を見つけるため
- check_circleエントリーシートや面接で必要となる志望動機を明確にするため
- check_circle自分の長期的なキャリアビジョンと企業の方向性が合っているか確認するため
● OB/OG訪問
希望企業で働く大学の先輩や知人を訪問し、リアルな情報を収集するための準備です。
- check_circle会社説明会などの正式な場では聞きづらい質問ができる
- check_circle実際の働き方・雰囲気を知ることができる
- check_circle志望動機の質が向上し、面接対策にも役立つ
● 応募書類・面接対策
日本の就活では、履歴書やエントリーシート(ES)の質が非常に重視されます。
よくある留学生の課題
- 課題1:日本語が足りない → 面接・ESでの表現力不足につながりやすい
- 課題2:自己PRが苦手 → 自分の強みを言語化することが難しい
採用試験
● 書類試験
エントリーシート(ES)の提出をもって、企業の採用試験への正式な応募となります。企業はESの内容から「自社への理解度」「価値観の一致」「人柄」を読み取ろうとします。
● 筆記試験
一般的にはSPIなどの適性検査が利用されます。主に思考力・判断力、作業スピード、情報処理能力を評価します。
● 面接試験
1つの企業で3回以上行われることが一般的です。グループディスカッション、グループ面接、個人面接などがあります。
留学生が働きやすい職種・業界
ITエンジニア
- 学部不問で採用されることが多い
- スキル重視のため、日本語のハードルが比較的低い
技術職
- 理系分野の専門性を活かせる
- 大手メーカーから中小企業まで幅広く採用あり
貿易・国際業務
- 海外企業とのやり取りが必須のため、外国語能力が強み
- 国際物流、輸出入、海外営業など幅広い職種がある
就職するための在留資格について
日本で就職するためには、在留資格を「留学」から「就労系」へ変更する必要があります。代表的な就労系在留資格:技術・人文知識・国際業務など。
必要書類
- パスポート
- 在留カード
- 在留資格変更許可申請書
- 履歴書
- 雇用契約書のコピー
- 職務内容等の記載資料
- 企業の事業内容パンフレット
- 卒業証明書(または卒業見込証明書)
- 成績証明書(原本)